Youtuber 恐るべし テレビデバイスは地上波番組を見るデバイスではなくなった。

【Youtuber 恐るべし。TVというデバイスの視聴態度の変化】

そんなに昔じゃないと思うけれど。
朝は朝ドラ。めざましテレビ。昼はいいとも。夜はうたばん、月9、すぽるとタモリ倶楽部、パパパパパフィ。という時代があったと思う。

地上波の番組の定番の(M2の?)流れがあったと思うが、番組は改編の流れを受けて、「いいとも」はもうないし、朝のニュースはゴシップで耐えられない。バラエティも観たいものはタイムシフトなので録画でしか見ない習慣ができてきた。スポーツニュースはネットニュースで動画まで見れる。

そして今。家に帰ればテレビで長女(11歳)がyoutubeを見ている。長男(5歳)が任天堂スイッチをやっていたりする。
それらは本当はモバイルデバイスで見れます。

モバイルデバイスである事から、おとなしくそれで見とれと心底思う。
ところが、子供たちのコンテンツ欲は、スマホでもスイッチでもなく、リビングのTVというモニターに注がれる。

正直、個人的には地上波やNHK、BS、ネトフリをTVで見たい。録画も観たい。子供のころは親父や兄貴に強引にチャンネルを変えられた事もある。ところが時代はそれを許さない。

子供たちは、アーカイブされ、何時でも見れるであろう動画の配信の時間を調べて、大好きなyoutuberの配信を待って、リアルタイムに視聴する。

何度も言うがアーカイブされ、いつでも観れるであろう動画をわざわざテレビで配信時間を待って視聴する。
それって、昔のテレビ番組の視聴態度と一緒だわ。

そう考えると、お茶の間で好きな番組を待っていた自分の幼少期とそれほど変わらないかもしれない。
時代が時代なだけに、強引にチャンネルを変える親父や兄貴ほどに自分は鬼ではない。

ところが、『鬼』などはどうでもよい。
『死神』というゲーム実況系youtuberがいる。
http://haruurara.net/2017/03/25/shinigami/

長女がファンだ。
いかにも厨二病みたいな雰囲気で好感が持てない。
正直父親としては嫌いだ。どうにも興味が持てない。
努力してもだめだ。
とはいえ、どんなものかは知っておかければと、勉強してみるつもりで見てみた。

来る日も来る日も、テレビのデバイスから同じ声。ゲーム実況。もうつらい。早くブラタモリ観たい。ファミリーヒストリーで泣きたい。マツコの知らない世界を見たい。。。
我慢して見ていると、『死神』とやらの自炊動画の会があった。
http://yutber.blog.jp/archives/14029095

あなたが、暇であるという自負があるならば、3:45あたりから見ていた頂きたい。私は負けた。完全に負けた。
あ、何とも思わなかった人もいると思うけど、それはごめんなさい。

次の配信はいつなのか。何時配信か。昔の動画を見てみたい。誰と次はタッグを組むのか。。どのくらいの頻度で配信されているのか。自炊系なのか、ゲーム実況なのか。サブ垢の配信はいつなのか。興味があふれてしまっている。。

そして私は今日も、TVというモニターの前でyoutuberの配信を待っている。。