1年かけてサブ4した話

【初めてのサブ4 フルマラソンの話】

走る事を仕事と同じか、あるいは、少しだけ走る事の方を(意識だけ)優先し始めて約2年。。(いや結局仕事よりも大事にすることなんてできなかったのだけれど)それでも、「最近走っています」と周囲に言っても嘘にはならなくなって、約2年。タイムや競争をあまり気にしないトレイルランの方にのめり込んそのカルチャーや身体のこと、達成感に魅せられていますが、今回はシンプルにフルマラソンの話。

2015年、たまたま会社の先輩に誘われて参加が決まり、一人でフルマラソンに参加。練習はほぼゼロ。結果は30k付近で脚を痛めて脚を引きづりながら歩き、6時間かけて完走。。完走はうれしいのだけど、こんなにつらいわ、痛いわ、で思い出は最悪。。達成感だけは救いになった。

フルマラソンみたいなロードレースはつらいけど、ランの経験豊富な人との出会いでランは楽しいなと思い始めた2016年。本格的にトレランのレースに出始めた2017年に同じく湘南のフルマラソンでサブ4.5を達成。。初めて一度も歩かずに走り続けたレース。

ひとつ言える事は、去年も今年も、ペーサーがいた事。

一人でペースの事を考えなくてもよく、ただただ走っているだけという事がいかに楽なことか!

ペーサーは「自分がサポートをしているランナーの目標としているペースを正確に刻み、フィニッシュまで導く」というミッションを自らに課している人。なので、ペーサーに導かれている視点からすると、「自分の自信が喪失しようとどうなろうと、必死でついて行けばフィニッシュまで連れていってくれる人」と、脳内で強引に意識変換。

結論、ペーサーの存在は、ドーピングよりも効果的。

実際それが良かった。

フルマラソンになると、脳が「疲れた、もっと遅いペースで、もう休もう、諦めよう」というのが自己防衛として反応するし、それが人体の反応として正しい。

そんな中、音楽や、沿道の応援は助かった。かなり元気出た。それは、脳を騙すのには十分な効果だった。

 

禁酒もしたし、初完走のメンバーの頑張りにも感動した。
しかし、元々ランは身近なものではなくて、タイムトライアルとも無縁だったのだけれど。。

しかも、サブ4なんてアマチュアランナーとして憧れだったし、自分まさか行けるとは思ってないし、もっと嬉しいもんかと思ったけど、結局自分がそうなる頃には周りを見渡すとサブ4はとっくに卒業しました、みたいな早いランナーが仲間として今は多いわけで。。
実感としては、少し皆さんに追いつきました。これからもよろしくです、くらいの感じです。

めんどくさいので、以下メモ!

1.脳がつかれたというのは嘘
2.準備が大事。結果的に1年がかりの準備になった
3.ペーサーの効果は絶大
4.目標を達成する頃には周りのレベルが既に上がっている

5.たらたら走る(約10k)練習をやめて、厳しくも短い(約5k)練習の方が効果があった。

ということでした。もちろんハーフや30キロ走もやってますが。