【CVだとか、購入意向への態度変容だとか、第1想起だとか】ってファネルじゃないね

認知→興味関心→サーチ→購入意向→購入→会員

 

みたいな、わっかり易いファネルやカスタマージャーニーってあるけど、

購入意向や第1想起、最終CVに近いところに、

今や認知と同時に到達する事があって、興味関心もサーチも飛び越えて、

何か強烈に近しい人からお勧めされたからとりあえず買っておこう。と思う。

 

って事は、認知を広げるとか、リーチを増やすって事がいかに無意味かって事が分かるはず。

ってか分かってくれ。。

 

大きな『戦略PR』ってネーミングの事じゃねーかって話

いやー、戦略、戦略言うてますけども。

何と戦っているのかって話ですわ。

 

戦うんとちゃいますよね。共感を得て。支持されて。好意を持ってもらうっちゅー事ですわ。

 

ただ、それを難しく考えてマーケティングっちゅーわけですが、いきなり飛びますが、結局リリース文書に載っけるネーミングが重要な気がするって話です。

 

日本の誇るSONYはあの『ウォークマン』を生み出しました。ネーミングの話ね。

そうです、いまではスマホで音楽を聞いてますが、そもそも音楽を外で歩きながら聞くというのは、ヒップホップがレゲエの人がラジカセを肩に担ぐか、河川敷を歩くおじいさんの腰元から流れるラジオしかなかったわけです。そこにウォークマンはイヤホンと並行して革命をもたらしたわけですが。。

 その機能から言うと、『どこでも音楽』的なネーミングで良かったわけですが、『ウォーク』と命名したわけですねー。シャレてます。

 

そして、『iphone』。平成ネット史で言及されておりましたが、ジョブスの最大の功績はiphoneにphone つまり電話を商品名につけた事だというのです。

確かに、電話機能はiphoneのほんの一部の機能ですし。(個人的には実際に電話機能はほとんど使わない)なんか別のスマートな端末に電話機能を付けました!になってもおかしくなかったはずです。

 

確かに、『ババシャツ』よりも『ヒートテック』の方が良いし、『ダニ取り機』よりも『ふとん専用レイコップ』※効果効能は各々ご確認ください。『乗り物』よりも『モビリティ』だし、『第3の波』よりも『サードウェーブ』なわけですよ。

空気感って、結局ネーミングじゃねって話。

それでも、この情報過多な時代では、商品もサービスもコモディティ化しているわけで、コピーもネーミングも秀逸であっても露出を伴わないものは淘汰されます。(しかし!露出を伴うとハズキルーペになる)わけで。

 

兄さん。。あたしゃそれでもコピーやネーミングの力を信じとるよ。。

 って話です。。

 

 

第1芸能界と第2芸能界って話

TVCMを含めて広告を生業としていると、芸能界を頂点とする商圏(って言ったらいいのかな?)という部分があって、簡単に言うと、まずテレビの広告はテレビ局や番組ありきなので、芸能界とは切っても切れない関係で、広告にタレント起用も勿論あると。

それは、今では第1芸能界と呼ぶ向きがあるらしい。。

で、その昔、お茶の間で全員がテレビを見ていた頃、そういったテレビCMを見て影響を受けて、商品、サービスを購入という流れはあったし。流行語になったり、時代の空気感があった、、あったっけ??あったんだよ!!!

 

んで、今の家庭環境でいうと、テレビというデバイスはネットと繋がってるので、帰宅すると、子供が任天堂スイッチでゲームしているか、youtubeを見ている。永遠と自分の知らないユーチューバーがゲーム実況をしている。そのゲーム持っていないはずなのに。自分が小さいころ、自分がプレイしない兄貴のドラクエやFFのプレイを見ているだけで楽しい。。あの雰囲気がゲーム実況の楽しさに似ている。

youtubeはグーグル。youtuberはヒカキン擁するuuum等の第2芸能界。

 

そんな事はどうでも良い。

 

俺に、地上波を見させてくれ。有吉を。マツコを。くりぃむを。タモリを!俺に見させてくれ。頼む。お前らが見ているyoutubeも、ゲームも、ネトフリもテレビというデバイスを使わなくても良いのに、なぜTVデバイスを使うのだ!地上波を見ている父親への当てつけではないのか!!!

今やゲームもyoutubeもネトフリもアマゾンプライムもテレビというデバイスが適正なのかもしれない。。それではパパの録画したさんまのお笑い工場委員会は何で見るんだ。。CMは飛ばすけど。

それにブラタモリもみたいぞ。(NHKはCM無いけど)

 

 

 

TVCMっていつ見るんだ。

 

 

 

 

「コミュニティ」における教祖を形作るものと教養の話

今日における「コミュニティ」について、多様性のある「コミュニティ」が存在するが、ひと昔前の好きなもの同士の集まりである「コミュニティ」(mixi時代のコミュニティとか近いのかな)に対して、単なる管理者ではなく、ある一人の教祖的存在のある「コミュニティ」が存在する。
最近では、ある特定の教祖的(「的」である事を強調したい。本来的な教祖の意味ではない)人物が、コミュニティを形成しているケースが多く見えると思う。ホリエモン、田端さん、箕輪さんとか多分そうかな。
彼らは、とある領域、業界(とはいえ個人的には広い分野かなと思うが)において、圧倒的実績、結果、知見、に加えて爆発的且つ天才的編集力を持った発信力を有していたりする。その結果、共感した人たちのコミュニティが形成されている。

または、その領域、業界、またはもっと狭義なもの(例えばカレー、銭湯、餃子など)の分野でも自分なりの分野を鋭利にする事で、発信力を研ぎ澄まされているように思う。
ただ、コミュニティを形成する上で、教祖的な存在が持つ実績や見識として、その領域のトップだけでは物足りない。

なぜならば、同じコミュニティから同じ分野で追随する者が必ず現れ、且つその領域以外の知見の無さが際立つからである。

軽い言葉でいうと、「あ、やっぱこの人筋肉の事しか知らないや」みたいに筋肉バカのレッテルを貼られる可能性もある。ところが、筋肉から「このテストステロンというのは〇〇で、実はアートカルチャーを知る事で〇〇」「筋肉を鍛えると、脳の物質である〇〇は〇〇」「米はおいしいよね。米といえば、人類の歴史の中で農耕文化というのは〇〇」「アワビの漁師なんだけど、ワカメの養殖もやっていて、、」「サンバのライブに好きな落語を取り込もうとしていて」など、同じ分野から派生した多ジャンルに向けて知見を深く無くとも広げられる人というのは非常に魅力的に感じる。

おそらく、同じ分野の延長上だと、なんとなくあの辺まで行けるかなと想像がつくが、横展開、あるいは斜め展開になった瞬間に全く想像できない領域に存在が出来上がる。

多ジャンルへの派生、それが離れていればいるほど、「え、なんでそんなところにまで知見が!!」というサプライズ感もあるのも「教祖的」な要素に必要ではないか。

そう考えると、一見無意味に見える「教養」というものが「コミュニティ」が大事にされる昨今において、重要とされる時代になったのではないかなと思う。

 

昨日、ランに深く詳しい人がトライアスロン、クライミングに知見が広い人がいて同じ事を思ったよって話。

 

1年かけてサブ4した話

【初めてのサブ4 フルマラソンの話】

走る事を仕事と同じか、あるいは、少しだけ走る事の方を(意識だけ)優先し始めて約2年。。(いや結局仕事よりも大事にすることなんてできなかったのだけれど)それでも、「最近走っています」と周囲に言っても嘘にはならなくなって、約2年。タイムや競争をあまり気にしないトレイルランの方にのめり込んそのカルチャーや身体のこと、達成感に魅せられていますが、今回はシンプルにフルマラソンの話。

2015年、たまたま会社の先輩に誘われて参加が決まり、一人でフルマラソンに参加。練習はほぼゼロ。結果は30k付近で脚を痛めて脚を引きづりながら歩き、6時間かけて完走。。完走はうれしいのだけど、こんなにつらいわ、痛いわ、で思い出は最悪。。達成感だけは救いになった。

フルマラソンみたいなロードレースはつらいけど、ランの経験豊富な人との出会いでランは楽しいなと思い始めた2016年。本格的にトレランのレースに出始めた2017年に同じく湘南のフルマラソンでサブ4.5を達成。。初めて一度も歩かずに走り続けたレース。

ひとつ言える事は、去年も今年も、ペーサーがいた事。

一人でペースの事を考えなくてもよく、ただただ走っているだけという事がいかに楽なことか!

ペーサーは「自分がサポートをしているランナーの目標としているペースを正確に刻み、フィニッシュまで導く」というミッションを自らに課している人。なので、ペーサーに導かれている視点からすると、「自分の自信が喪失しようとどうなろうと、必死でついて行けばフィニッシュまで連れていってくれる人」と、脳内で強引に意識変換。

結論、ペーサーの存在は、ドーピングよりも効果的。

実際それが良かった。

フルマラソンになると、脳が「疲れた、もっと遅いペースで、もう休もう、諦めよう」というのが自己防衛として反応するし、それが人体の反応として正しい。

そんな中、音楽や、沿道の応援は助かった。かなり元気出た。それは、脳を騙すのには十分な効果だった。

 

禁酒もしたし、初完走のメンバーの頑張りにも感動した。
しかし、元々ランは身近なものではなくて、タイムトライアルとも無縁だったのだけれど。。

しかも、サブ4なんてアマチュアランナーとして憧れだったし、自分まさか行けるとは思ってないし、もっと嬉しいもんかと思ったけど、結局自分がそうなる頃には周りを見渡すとサブ4はとっくに卒業しました、みたいな早いランナーが仲間として今は多いわけで。。
実感としては、少し皆さんに追いつきました。これからもよろしくです、くらいの感じです。

めんどくさいので、以下メモ!

1.脳がつかれたというのは嘘
2.準備が大事。結果的に1年がかりの準備になった
3.ペーサーの効果は絶大
4.目標を達成する頃には周りのレベルが既に上がっている

5.たらたら走る(約10k)練習をやめて、厳しくも短い(約5k)練習の方が効果があった。

ということでした。もちろんハーフや30キロ走もやってますが。